手作り発芽玄米

b0123441_12134247.jpg先月2回ほどお世話になったカイロの先生にも、日本でお世話になっていた整体の先生にも、「白い」食べ物よりも「黒い」食べ物の方が身体にいいんだよ(たとえば白米より玄米、白いお砂糖より黒砂糖など)、と教えて頂きました。

いざお店に行くと、玄米と発芽玄米が並んでいる。たしか、発芽玄米の方が栄養素が高いって聞いたよなぁ、と思いつつ、お値段も数倍するし、発芽ぐらい自分でできるかも、と勝手に思い、一石二鳥を狙って?!、玄米を購入。ネットで調べてみると、発芽させるのに温度を一定に保つべし、とかいろいろあるみたいなのですが、まぁ要は水分と酸素が必要ってことか、と思い、次のように作ってみたら、3日間で写真の通りに発芽。


発芽玄米を作ってみよう
材料
玄米     1.5合
お水      2カップ(0.5カップ+1.5カップ)

作り方
1. バットに玄米1.5合を広げ、ぬるま湯0.5カップを注ぎ、一晩おく。
2. 乾燥防止のため、ジップロックにバットを入れて口を半分くらい閉めるか、サランラップをふんわりかけて、陽のあたるところにおいて、会社へ。
3. 帰ってきたら、酸素に触れている玄米が変わるようにかき混ぜ、ジップロックorサランラップ(日本酒っぽい、香りがします。私はこの香りが好きですが、いやな人はいやかも・・)。
4. 朝起きてもう一度かき混ぜ、2.と同じ。
5. 3.と4.をもう1日繰り返す。
6. 発芽した玄米をル・クルーゼに入れ、残りのお水1.5カップを注ぎ、点火。
7. 沸騰したら弱火にし、20-25分。
8. 火を止め、ふたを開けずに15分ほど蒸らす。

お味
玄米よりもさらに甘みがあって、こっくりしています。また炊く際の香りも、強いですので、好き嫌いは別れると思います。日本にいたときに、白米と同じように炊ける市販の発芽玄米を炊いたことがありますが、それとは味も香りも全然違います。市販のものは、塩分が加えられている、と聞いたこともあります。

洋のおかずには全く合いませんが、和のおかずでしっかりしたお味のものにはとてもよく合います。納豆とは違和感がありました。


栄養素
玄米は、白米に比べビタミン類等の栄養が豊富といわれていますが、発芽させると、様々な酵素が活性化されるため、胚乳に貯蔵されているデンプンやタンパク質が分解され、甘みや旨みが増し、さらにミネラルの消化吸収もよくなるようです。

そしてよく言われるのがギャバ。これも発芽させることによって増加し、白米の約10倍の含有量になるとか。

ギャバとは
γ-アミノ酪酸の英語名のγ(gamma)-aminobutyric acid の頭文字をとった略称(GABA)。アミノ酸のひとつで、中枢神経系における代表的な抑制系の神経伝達物質。脊椎動物に限らず、節足動物・甲殻類、植物にも存在。

人間の生理作用としては、神経伝達作用だけでなく、血圧上昇抑制作用、精神安定作用、腎・肝機能活性化作用、抗がん作用、アルコール代謝促進作用、消臭効果作用、肥満防止作用があるといわれているが、科学的な解明はまだ十分になされていない。

ギャバを経口摂取しても血液・脳関門をほとんど通過しないが、通常の食品に含まれる摂取量を超えた場合の安全性については、妊娠中・授乳中の使用は避けるべきだそうです。


ひとこと
ギャバについては、経口摂取しても血液・脳関門をほとんど通過しないのであれば、生理作用もどこまであるのやら疑問ですが、発芽によりミネラルの吸収もよくなるそうですので、まぁよしとしましょう。発芽によりかなり個性的なお味になるので、毎回これ、というのは正直きついものがありますが、白米、玄米、発芽玄米を組み合わせて頂くことで、味覚も栄養価も多様性が広がるというところでしょうか。

実験好きな私には、芽が出る!というのを見るだけでも楽しかったりします。発芽させるのは全然難しくないし、温度管理に神経を使わなくてもそのうちに芽が出てくるので、効果がどこまであるかわからないのにとってもお高い市販の発芽玄米を購入するよりは、たまに実験気分で発芽させて食す方が、私には向いているなぁ、と思っています。


※ギャバについての参照サイト※
独立行政法人・国立健康・栄養研究所
 健康食品の素材情報データベース
 発芽玄米とギャバについて
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by smthng-new-evrydy | 2008-11-19 23:48 | クッキング | Comments(0)